メンタル面・育児の変化

変化その① 気持ちにゆとりがうまれた

Befor

 上の子の長男の時は、オムツ替えの後処理で家事が中断されることも多く、常にバタバタ動いていました。時間に余裕がない時は、漏らされたら困るという恐怖感がありました。

After

 下の子のプレトイレトレーニングが終盤になると、排泄も安定し、そのおかげで家事育児も、気持ちの余裕を持って過ごすことができるようになりました。子ども2人の育児は忙しくて大変だ、と思いこんでいましたが、プレトイレトレーニングのおかげで、圧倒的に楽になりました。

変化その② 怒らなくなった

Befor

 上の子のトイレトレーニングの時は、お漏らしするたびにイライラしてしまい、ついつい怒ってしまいました。

After

 下の子のプレトイレトレーニング中は怒るということはありませんでした。なぜこんなにも変わったのか、自分で考えてみると、

 ・まだ小さいので、お漏らしが普通で当然なので怒る気にもならない

 ・はっきりとした言葉を発しないので、言い争いもないから平穏でいられる

 ・ゆっくりコツコツ進めていって、周囲からのプレッシャーもないので、お漏らしを問題視しなくなった

変化その③ 今この瞬間を大切にするようになった

Befor

 上の子の長男の時は、オムツが汚れたら替える、という、ごく普通の当たり前のことを毎日していましたが、今になって思い返すと、それは事後処理でした。そのため、育児全般がなんとなくぼやけており、今現在の子どもの様子ではなく、子どもの事後を見つめて育児をしていた気がします。そしてそれは育児以外でも影響していた気がします。

After

 プレトイレトレーニングは、子どもの排泄の今、この瞬間、を的確にとらえるため、結果的に子どもの様子を察知する能力が磨かれました。毎日排泄の様子に寄り添っていると、表情や動きを見るだけで、直感的に察知できるまでに変化しました。逆に今まで、こんなにもわからなかったんだ、という事実に衝撃も受けました。私はそれまで、子どもをきちんと見て育児をしているつもりでいましたが、本質的に子どもを見てはいませんでした。

 そしてその視点は育児全般にも影響し、今現在の子どもの様子を楽しみながら、育児ができるようになりました。

変化その④ 育児の楽しみが増えた

Befor

 上の子が小さな頃は、まだ遊べるものも限られていて、いわゆる幼い子ども用のおもちゃで一緒に遊ぶか、絵本を読むか、そのくらいしか室内で一緒に楽しめることがありませんでした。もちろん私もその遊びに付き合いますが、絵本も同じ本を1日10回も読めばさすがに私の方も飽きますし、私が本気で面白い!と思える遊びがありませんでした。何か一緒に全力で取り組めるような、やりがいのあることがあったらいいのにな、と思っていました。もっと大きくなったら一緒に遊べるものが増えるのにな、と思ったりもしていました。

After

 プレトイトレを長女と開始してみると、とにかく毎日毎日話題に尽きませんでした。今日はこんなことが初めてできた!と、わずかな成長ですが、ついつい家族に報告したくなることばかりでした。何より、長女と一緒になって排泄のことを学んで歩んでいくので、とても楽しく、慣れてくると、少しゲーム感覚の面白さも出てきました。排泄のことでゲーム感覚ってどういうこと?と思われるかもしれませんが、だんだんと自分の子どもの排泄の傾向と対策がつかめてくるので、もっともっと色々工夫をしてみよう、と思えてくるからです。どうやったら子どもがおまるを好きになってくれるかな、気持ちのよい排泄をさせてあげられるかな等々、あれこれ考え工夫し、それを実践する、という繰り返しがとても充実したものになり、育児の楽しみが更に増えました。

変化その⑤ 子どもへの声がけが増えた

Befor

 言葉を話せない頃から、語りかけが大切なことはわかっていますが、もともと無口な私には、毎日声がけをたくさんする、というのは頭ではわかっているようで、実はあまりできていなかった気がします。例えば、今日はいいお天気だね、という朝の挨拶や日常の何気ないこととか、色々考えて話してはいましたが、それもネタ切れですし、やはり言葉を返してこない以上、発展的な声がけにはなっていなかった気がします。

After

 プレトイレトレーニングを実践したところ、長女への声がけが圧倒的に増えました。何も考えなくても、自然と心からわきおこってくる言葉を、笑顔とともに優しく伝えることができました。声がけをしなきゃ!というプレッシャーからも解放され、無口な私でさえ、楽しく声がけをすることができるようになりました。

変化その⑥ 絵本を読む機会が増えた

 長女のおまるを開始した時期に、まずは排泄よりも、おまるになれるという意味で、ちょこんと座っていたときに、私は絵本を読んで、楽しくなるように心がけていたので、結果、絵本を読む機会が増えました。長男も読んでほしいと言った場合には、2人に向けて読みました。おまるに慣れてくれるかもしれないということと、且つ、絵本をたくさん読んであげられることで世界も広がっていく、こんな一石二鳥の読み聞かせで、私も継続することができました。

変化その⑦ 長男への育児が変わった

 プレトイトレが完了に近づいたころ、私はあることに気がつきました。

 「プレトイトレ法は、育児人生全般で応用できるかもしれない・・・」

 私はプレトイトレで単におむつをはずすことだけでなく、そのほかにも様々な気付きや学びを得ることができました。長男にはプレトイトレを実践してあげられなくて残念だった、申し訳なかった、と後悔していた私ですが、長女のプレトイトレから学んだことを応用し、現在は、長男の育児にも活かせるようになりました。その結果、毎日毎日、長男との発展的な会話が尽きることなく、お互い一人の人格者として、尊重しながら接することができるようになりました。(これについては、またいつか、みなさんにご紹介する機会があればいいなと思っています。)おそらく本書を読んでくださっているあなたも、プレトイトレ法を実践することで、独自の育児論が確立できると思います。それは、どこにも載っていない、あなただけの育児法です




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