ぷれ・トイトレ準備編

便利な3アイテムを準備

適度に手抜きをしながら、楽をすると長く続く

 0才から始めると、上手くいかないこともたくさんあります。気長に続けるためには、毎日コツコツ続けられることが大切です。そのため、この3アイテムは必需品です。

 ①紙おむつ

 ②おまる 

 ③防水シート

 そして後述しますが、これにプラスして、非言語コミュニケーションである赤ちゃんサインを活用します。

 長く続けるこつは、なるべくママが楽をすることなのです。私も実践したのでよくわかりますが、子どものためと思って色々良いものをためしても、続かないと意味がありません。コツコツ続けられるように楽なアイテムをフル活用することが一番良いです。

楽々その① 紙オムツ

 まず、①の紙オムツですが、これは必須です。現代の日本の紙オムツは超優秀高性能品です。忙しいママにとって、こんなにありがたいものはありません。もちろん布おむつが一番赤ちゃんの体に良いことは承知しています。しかし、現実的に今と昔は事情が異なります。昔は、大家族で、大人の手がたくさんありました。それこそ、母乳以外の育児は、おばあちゃんなどがオムツを交換してくれたり、ご飯を用意してくれたり、頼れる大人がたくさんいました。

 しかし、今はどうでしょう。ワンオぺ、という言葉をよく目にするように、パパも帰りが遅いし、家には誰もいない状態で、ママ一人で家事育児を全部しないといけないのが現実です。ということは大人の手が全然足りていないのです。ママ一人の時間は1日24時間しかありません。その限られた中で一番楽なアイテムは、やはり紙オムツです。

 私は堂々と、紙おむつを使って、1歳半で8割はずして布パンツに移行したほうが、赤ちゃんも楽だし、ママも楽だと思っています。

 もちろん、私の周りには、赤ちゃんのためを思って、生後すぐから布おむつで頑張っていらっしゃるママさんもいます。ほんとにすごいと思って尊敬しています。しかし、私にはできませんでした・・・。実は、長男の時は、保育園の方針で、布おむつを使用していたのですが、毎日の布おむつカバーの洗濯が大変でした。

 布おむつ自体は、業者のレンタルだったのでよかったのですが、あれを全部自分でやるとなると、すごいことだなと感じます。

 結局、それで長男のおむつはずしが楽だったかというと、そうでもありませんでした。結局のところ、布でも紙でも、おむつの中で排泄していることに変わりはないので、ママが排泄のことに寄り添って丁寧に教えないと、子どもはわからない、という事実に気が付いたのです。

 つまり、布おむつをしているから、早期に外れるはず、という安易な考えだけでは簡単にはずれない、ということです。

楽々その② おまる 

次に、②おまるですが、これは必須です。私の長男は、おまるなしで、いきなり補助便座でトイレトレーニングを開始しました。しかし、なかなか上手く進まなかったため、その反省から、娘にはおまるを購入しました。両方試した結果、圧倒的にママの時短になるほうは、おまるでした。なぜなら、

 補助便座の場合

 ・ママが子どもを持ち上げ、補助便座に乗せる(中腰になるリスク有り)

 ・ママがその場につきっきりで終わるまで見守る

 一方、おまるの場合

 ・自分で行き、最後座るときだけ手伝う

 ・ずっと見ていなくても良い

 この、ずっと見ていなくても良い、というのがかなりの負担減です。なぜなら、子どもはある程度排泄のことが自分でできるようになると、好んで座って、全部出し切るまで多少時間がかかる場合があるのです

 排尿の場合、座ってすぐ、という場合もありますが、排便の場合、座って落ち着いてから、しばらく経って出る場合もあります。その間、焦らすことなく、子どものペースで排泄することがとても大事です。おまるを使うと、その間にママも、別の家事をしながら横でゆっくり待てます。転倒の心配もありませんので、安心です。

 一方、補助便座だと、忙しいママは、ゆっくり排泄をしている子どもの様子を穏やかに待つことが難しくなります。もう出ないなら、そろそろ終わりにしてよー、と、だんだんイライラしてくる場合もあります。

 私も長男の時に同じような経験をしました。本人が「トイレに行きたい」というので、トイレに連れていって補助便座に乗せたのに、待てども暮らせども出ない・・・。本人も、おかしいな・・・出ると思ったのに・・・なぜ・・・?という表情。私もニコニコ待っていましたが、忙しいときなどは、ついつい余計な一言が出てしまい、「出ないんだったら、そろそろ部屋に戻ろうー」と、焦らせてしまうことも度々ありました。

 まだ幼い場合、自分の不快感が排泄の不快感なのかどうかが、はっきりわからないことがあります。そもそも、不快感には色々と種類があります。それが排泄前の不快感かどうかが、はっきりとわかるようになるまでには、経験を積む必要があります。おまるに座ってみて、もし出なかったら、この不快感は排泄前の不快感ではなかったのだな~、と、子どものペースでゆっくり学ぶことが必要です。そうやって少しずつ自分の中で認識を深めていきます。

 そのため、ある程度慣れるまでは、おまるがおすすめです。子どもにとっても、足がすぐ床に着くタイプのおまるの方が、安定感がありますし、使いやすいのです。慣れてくるとトコトコ歩いて自分で座る、という自立した姿も見ることができるようになります。補助便座の場合、ママがずっと付き添わなければなりませんので、なかなかそうもいきません。

 プレトイトレをゆっくり子どものペースに合わせて、快適に進めるためには、ママの負担を最大限減らし、ママの余計な一言を減らすことがとても重要です。

おすすめの「おまる」

 将来的に、本格的なトイレトレーニングの時期になってから補助便座として使えるタイプの3WAYおまるが私はおすすめです。最初はおまるとして使用し、次のステップとして、補助便座と踏み台にわかれて使えるタイプのものです。いつも慣れているおまるがそのまま補助便座になるため、子どもも違和感なく移行してくれる傾向があります。ネットで販売されていますから、ぜひご覧下さい。

楽々その③ 防水シート

 おまるを購入するのに抵抗がある、という人に理由をたずねると、みなさん決まってこう言います

 「だって、排泄後の後片付けが面倒ですよね・・・」

 「うちには置き場所が・・・」

 確かに、私自身も長男の頃そう思っていました。実際に周囲からも、面倒という声も多く聞きます。しかし、便利さの方が圧倒的に上だということを、実際におまるを使ってみてから気がつきました。

 最近のおまるは昔と違って、コンパクトサイズが主流です。しかも、またがるタイプではなく、(昔はあひるのおまるがありましたね)椅子のようにちょこんと座って排泄できるタイプのおまるが人気です。リビングの片隅に置いても、小さな椅子?と見間違えるようなかわいい商品がたくさんあります。

 もし、どうしても、おまるを洗う時間すら確保できない場合は、防水用のシートを使用することをお勧めします。ベビーコーナーにはおまる専用のシートが販売されていますし、もっとリーズナブルなものでしたら、ペットコーナーに置いてあります。一番薄いタイプでも十分吸収しますので、おまるはいつも新品同様で使えます。ある程度慣れるまでは防水シートをありがたく使用するのも手です。(ゴミの量で比較しますと、紙オムツの半分以下のボリュームです。)




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