ぷれ・トイトレ実践編

最初にすること

 まず、おまるを用意します。すぐに排泄することは避けて、新品でキレイなうちに、1週間ほどリビング等において、赤ちゃんの様子をみます。最初は珍しそうにするかと思いますが、次第になれてくると、自分のおもちゃを中に入れたりして遊びだします。そのときはダメ、と言わずに、やりたい気持ちを尊重してあげてください。まだ新品だから大丈夫です。1週間ほど、好きなおもちゃを入れたり、時には分解したり、中の容器を頭にかぶってみたりして、一通り気が済むまで遊ばせます。最初はこうして、トイレとしての機能は発揮できませんので、ママも諦めてください。そうすると、ある時から興味を示さなくなります。そうしたら、いよいよはじめどきです。

はじめる時間帯

 まず、一番排泄の確率が高い時間帯から実践する方が、ママも楽です。それは、寝起きです。朝起きたとき、またはお昼寝明けから実践するのが一番やりやすいです。

おまるの置き場所

 理想はトイレです。しかし、トイレで排泄できるようになるには、時間がかかります。場所に慣れる必要があるからです。物に慣れ、空間に慣れるのは赤ちゃんにとってはかなりハードルが高いのです。

 そのため、お勧めはリビングです。最近のおまるは椅子型おまるといって、リビングにおいてもさほど気にならないようなコンパクト形状のものがたくさん販売されています。新生児から使えるおまる、というコンセプトのおまるもあります。離乳食がある程度進んで、赤ちゃんサインも出してくる頃には、排便も固くなっていますし、まだ幼いので排尿量も少ないため、リビングにおいても特に困ることはありません。実践なさっているママさん達も、はじめは気合を入れてトイレに置くのですが、結局一番便利なリビングに移動させる方が圧倒的に多いです。おまるの周囲に、汚れ防止のため、四隅に防水シートを敷いておくと便利です。

オムツを外すのは朝の5分からスタート

 まず、いざオムツを外そうと思っても、こんなことが頭をよぎりますよね?

 ・今までずっと付けていたから・・・外すのがこわい・・・。

 ・外したらすぐにお漏らしされるのでは・・・?

 ・垂れ流しになってしまうの・・・?

 そうですよね、私も初日は、おむつを外すこと自体がこわかったです。おそるおそるはずしました。すると、私の不安をよそに、本人は気持ち良さそうに遊び始めました。それもそのはず、お風呂以外ずっと24時間オムツを付け続けていたので、その開放感は何ともいえない感覚だったのだと思います。締め付け感がないので、股関節を自由に動かすこともできます。

 そんな、長女の解放的な姿を見ると、はずすのを恐れていた自分がおかしくなりました。

 あと、お漏らしされるのでは・・・?という不安もありますよね。でも、大丈夫です、絶対お漏らしはします。だってまだ0才1歳の小さな赤ちゃんですもの・・・。絶対にお漏らししますので、それを承知の上で挑戦してください。でもたかが、お漏らしです。小さな子どものお漏らしなんて、少量ですから、たいしたことはありません。気になるならば、防水シートを敷くなどして、対策をすればいいだけの話です。

 それから、垂れ流しになるの・・・?という心配もありますが、それは絶対ないです。赤ちゃんは常にオムツが濡れている気がしているかもしれませんが、別にずっと排泄しているわけではありません。季節にもよりますが、それにしても、たかが5分や10分程度で何回もしませんから、大丈夫です。

 そんなわけで、初日はオムツをはずして観察していたら、5分、10分なんてあっという間で終了します。案外簡単だったなーと感じると思います。

 一つ注意点があります。初日からしばらくはおまるで排泄することを目標にしないでください。まず、ママ自身がおむつをはずすことに慣れることからスタートです。お漏らしに寛大になることからスタートです。ある程度ママが慣れてから、いよいよおまるで排泄することを教えていきます。




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